誤認逮捕と洗脳され続けた男

このブログは誤認逮捕をされた「私」がその一部始終を綴るBlogです。

誤認逮捕

【洗脳】高額重機「ホイスト」の不正使用が

東京国税局の査察後放置された高額重機を元同僚、大城、斎藤、吉田等は、自治体が東京都と山梨県の県境に進めていた産業廃棄物処理場建設工事に絡み、それ等の重機をリース契約し、そのオペレーターとして自らも、その現場に従事したそうです。ある時その現…

【誤認逮捕】上告取下げ

控訴棄却の判決を受け、この後どうするかを考えました。最高裁への上告は日本の刑事訴訟法上3審制になっているので上告は刑事民事を問わず出来ると聞いた事はありますが、これ以上の知識は持っていません。最高裁は人権に関わることか憲法違反を審理する機関…

【誤認逮捕】控訴審判決

昭和56年10月中旬の頃控訴審判決がありました。一審の時の様な記憶が無いのですが控訴審は必ずしも出廷しなければならない決まりがある訳でもなく出ない人もいると聞いた事がありますが、私は出廷しました。わざわざ新潟まで行き改めてこの人ではありません…

【誤認逮捕】控訴し東京拘置所移送

昭和55月3月頃葛飾区小菅の東京拘置所に移送され愈々控訴審が始まりますが、その前に弁護士が高裁に控訴趣意書を提出したり半年ぐらい後だったと思いますが控訴審が始まったと記憶しています。控訴審が始まり何故かもう一度新潟地裁において「H.T」の証言の…

【誤認逮捕】判決後新年を迎え

新潟地裁での一審判決を受け即日控訴しその年も終わろうとしたある日傷害致死で公判中の被告人が裁判所が年末年始の休みに入る最終日に保釈が許可され出て行きました。この時の私の心情は羨ましくもあり反面無実の私は否認している為接見禁止が付き弁護士以…

【誤認逮捕】昭和54年12月25日クリスマス判決

判決がクリスマスの日とは不思議な巡り合わせの様な気もしたが弁護士、判事、検察側合意のもと決められる日程であり、唯それに従うだけでした。拘置所の車で新潟地方裁判所に移送され愈々その時が来ました。法廷内には私の親族がすでに傍聴席に座って私が入…

【誤認逮捕】新潟東署より山二つの刑務所に移送

覚醒剤取締法違反営利目的の譲渡で起訴され被告人としての立場になり、新潟東署に送達された起訴状を何度も何度も読み返し当て場のない怒りに身が震える程の口惜しさに襲われました。今後は裁判を受ける身になり身の潔白を証明しなければならない最悪の結果…

【誤認逮捕】なぜ起訴になったか

なぜ起訴にできたのか、この疑問は出所後もずーっと考え続けて来た、多分これ意外感えられないだろうとの結論に達したのは20年ぐらい経った頃でした。なぜ起訴にされた時弁護士に相談出来なかったのか、又その事に気付かなかったのか、臍を噛む思いでした。…

【誤認逮捕】検事調べ

新潟地方裁判所で拘留尋問を受け最初の10日間の拘留が決まり全く噛み合わない調べが始まった、刑事が大きな声を出すこともなく、証拠を出すこともなく日が流れ、延長拘留があり、2~3度目の、Y.I検事正の調べがあり「K」くん君がH.Tの部屋に行き覚醒剤を渡し…

【誤認逮捕】私の名前が捜査線上に出た経緯

新潟東署の刑事が言った信じられない言葉とは、トルコ嬢のH.Tは当時豊島区に居住し覚醒剤を自宅まで売人に運んでもらっていた様です。逮捕されたH.Tは刑事から誰から買ったと迫られ北区の王子の方に住む「K」だと白状した、が、しかしその人物を捜してもそれ…

【誤認逮捕】本格的な取調昭和54年4月19日

新潟県警の保安課と新潟東署の保安課の合同捜査では、私を除いた捜査の推移と結果は以下の様だ。その流れとは、「元締め逮捕」とある様に新潟市内かどうか詳細は定かではありませんが、小さな組織に加入していたT.Iは副業が水道工事業で、新潟出身の女で台東…

【誤認逮捕】新潟駅を降りたら

その後列車は新潟駅に向かい左手に軍艦のような厳つい建物が視野に飛び込んで来たのであれは何か、と聞いたところ新潟山ふたつにある刑務所だと、教えて貰った、まさかその数ヶ月後そこに収監される事になるとは露知らずの事でした。暫くして列車は新潟駅に…

【誤認逮捕】誤認逮捕④

東大和署を出て当時出来たばかりの西武球場では、パリーグが開戦されて間もない頃で球場を右手に見ながら埼玉県大宮駅に向かいました。車中刑事に何を話し乍ら行ったのか、外の景色を漠然と、見ながらと言うのは私の出生地は東大和市なので西武球場近辺は子…

【誤認逮捕】誤認逮捕③

自宅から車で当時立川警察署管轄だった東大和市に、新たに警視庁東大和署が新設され、そこに留置されその夜は当然の事ながら悶々とし何で逮捕なのかそれも地元管轄の警察でなく新潟県警保安課なのか頭の中でどう考えても繋がらず一睡も出来ない夜を過ごしま…

【誤認逮捕】誤認逮捕②

紹介が遅れましたが、私は、今年の11月に、71歳を迎え此の儘だと、権力に翻弄されたまま人生を終える事になりかねないと思い、せめて再審請求は無理としても、何故ならば真犯人を探し出す事等到底無理だからです。真実を残しておきたいのと共に私が犯人では…

【誤認逮捕】誤認逮捕①

昭和54年4月17日午後10時30分頃東京都立川市柏町のマンションの3階の自宅にマージャンが終わり帰宅し、暫く経った後玄関ドアが何者かの手により開錠され、5~6人の、男が乱入し、逮捕事実を突きつけられ、覚醒剤取締法違反容疑で、新潟県警東署の保安課の、刑…