誤認逮捕と洗脳され続けた男

このブログは誤認逮捕をされた「私」がその一部始終を綴るBlogです。

【洗脳】韓国からの宮廷料理

宝刀受渡式に招待客の皆様に振舞う料理の中に韓国の宮廷料理があります。必ず大安の前々日に釜山の山の上の由緒あるお寺より冷凍保存で成田に着くのです。成田には然るべき公人が身分証明書を提示し受け取るそうです。国内で調達した食材は一流コックが調理し招待客をもてなすそうです。ある日の式当日稀代の詐欺師滝沢と食材の鮑の殻を洗う手伝いをしていた人「高橋」との会話、滝沢ですが高橋さん今何をしているのと聞きました、「高橋」はいま鮑の殻を洗っているもうそろそろ招待客が集まり受付時間が8時35分から始まり10時35分までに終了しその後お殿様(お殿様とは私の事です笑って下さい)を迎えに行くその式次が大広間にこれから張り出されるそれを確認したら此方から電話するなどとの会話が交わされ続けたのです。そう想わせるように滝沢が高橋の言った言葉を繰り返す事により中継されている私にはそう取れるのです。その回数なんと九十回をゆうに超えたと思われるます。90回とは約2年の間に大安の日が100回以上ありその中で4と9が絡む日を除いた日の大安という事になります。中止の理由として食材の数の違い、冬場には雪の影響による遅配、韓国の宮廷料理の数の違い、夏場には運んだ鮮魚の質の低下等が理由の一部ですが、韓国からの宮廷料理と一緒に釜山の坊主と、明石の鯛専門の焼き方が来日しました。昨年の10月頃のことでしたこれで何とか宝刀受渡しができるのではと勝手に思い込んだのです。明石の鯛は11匹ぐらいを調達しその中から形の良い鯛を選び専用機器で2匹を焼くのですが、焼いた後熱を冷ますのに相当の時間を要し今日は間に合わないとか、その理由として招待客が箱詰めにし持ち帰るのに冷めてないと他の調理品にその熱が移り折詰が駄目になるなどと尤もらしい理由をあげていました。ある時なんでいつも予定どうりにできないのか、問い質した所、宝刀受渡式が36年前高貴な方端山利男が森谷産業より引き継いだ時の過去帳を見るとやり方が違う、式に飾る調度品が足りない高貴な方端山利男の菩提寺の坊さんが言っているとか、韓国釜山の坊主も当時のやり方と違うなどと唯一36年前立ち会った一番年上の坊主も言ったとか、言いたい放題の嘘を並べ中止を繰り返したのです。その時の状況は朝方まで電話中継されました。そんな馬鹿なと思われるでしょうが稀代の詐欺師滝沢との会話はこんな内容でした。今も何でこんな馬鹿話を信じていたのか信じられないのですがこの時は本当だと思い込んでいたのです。書いている今も虚しさだけが残り、こんな詐欺話を書いて何になるのかと自問自答している次第です。

 

【洗脳】宝刀受渡しの儀式

お殿様と、いつしかこんな浮世離れした呼び方をされ(あくまで滝沢と二人だけの会話の中での呼称です)当初は何でと訝りましたが、稀代の詐欺師滝沢はこの頃既に、この男には何を行っても嘘が通ると確信を持ったと思われます。私は私でここまでくれば仮に滝沢がある日居なくなったとしても、高貴な方、端山利男より滝沢が受け取るべき計り知れない程の財の全てに縁切りという形を取り、後継者である私にその財を無事引き継ぐ事が出来る様にするための縁切書との説明でした。東京国税局の担当者立ち会いの下、高貴な方端山利男との縁切書を作成自ら署名捺印した、その際印が曲がって押印されたりすると永久保存される大事な書なので書記官が印影がずれないよう押したとか、如何にもその場面が浮かんで来るような話し方でした。一事が万事全てに置いて淀みない説明でした。登場人物の誰一人として会う事も電話で話す事も出来ない立場の人だけが登場するのです。例えば検察官、以前にも触れましたが裁判官など皆公人であり大臣も登場しました。それらの公人が滝沢の頭の中で緻密な会話、行動をまるで将棋の駒の様に自在に操り、実に巧みな言葉でありもしない物語を延々と続けていくのです。

私が誰とも連絡ができない様事前にこんな事を言っていたのです。お殿様と何らかの面識があれば電話で話す事も可能だが区検察庁の防犯カメラより映像を見てこの方がそうですと滝沢が認めたに過ぎないので関係者が電話で話す事が現在ではできない等と防御線を張ったのです。その言葉の後に宝刀受渡式の主催者と思われる方より滝沢さんお殿様に対しいくら親しいと言えども乱暴な言葉は控える様になどと抜け抜けと言い放った。

こんな言葉に何の不信も抱かなかったのが今でも信じられません。

宝刀受渡しの儀式、こんな言葉は滝沢が作った造語であり、電話の先には誰も居ない一人芝居です。電話での会話で相手が言う言葉を必ず復唱するので不自然とも思いましたが何故そうしなければならないのか、それはやり方として、例えば公衆電話で相手に電話をしその会話を私の携帯に繋いで聞かすのです、言わば中継する訳です。この方法が3~4年前より定着したのです。滝沢としては一番やりやすいやり方であり、私としては一緒の行動をする事なく状況を判断できる状態が長く続きました。稀代の詐欺師滝沢は長期に渡り架空の人物を数え切れないほど登場させその人物の職業、立場等間違えたことは一度もなく実在するかの様な話し方でした。ただ押し並べて今言えるのは滝沢と境遇が同じ様な関係者は最後まで死なずに消えることはありませんでした。実在しませんが。

宝刀受渡しの儀式は然るべき機関より(嘘話とは言えこの機関及び実在しない人物ではありますが言うことは控えます)各関係者に金淵で囲まれた招待状が特別送達され日時が記載され受付時間等内容が明記されていると聞かされました。

前にも少し触れましたが、食材の調達その食材の調理は近くの一流ホテルのコックが料理するとの事ですが、各地から集められた食材の下準備に滝沢と親交のあるとされている公人が厨房の中で手伝っているのです。その時の電話でのやり取りは実にリアルな会話なのです。

 

 

 

【洗脳】高貴な方端山利男の遺産

高裁の書記官と判事からの電話により、益々稀代の詐欺師滝沢の話術にはまり込んで行きます何の疑念もなく。判事大内は端山利男さんの遺された藤沢市大庭の住居より大変な財物を町田市の都税事務所の地下倉庫まで車両6台で運ぶので立ち会って欲しいとの事でした。後に聞いた話では高貴な方端山利男は大庭城の主人であったそうです。毎年正月になると当時の従業員と共に小田原城へ初詣でに行ったとか聞きました。大庭城は小田原城の出城だったのかも知れません。実際大庭城跡は有るそうです7月の蒸し暑い日の夜その財物は町田の都税事務所の地下倉庫に日付の変わった夜中に車両6台で運び込まれたそうです。その時の滝沢の状況説明は深夜に及んだ為、判事大内は疲れ、なま欠伸をしていたなどと言っていたのです。その後その財物は高等裁判所の保管場所に移管されました。移管された財物を確認の為指定する日時に白の手袋を用意して来る様にとの事でした。何の疑念も抱かず信じた私は後日デパートに白の手袋を買いに行ったほどです。何度か指定日がありましたがいつもの如く立ち消えになり、次の新しい局面が始まります。

ある日の午後神奈川県下の自治体の長より電話が入り、懐かしい人と言ったのか、珍しい人と言ったのか定かではありませんが今変わるのでと言い、変わったのです。この様な描写が出来るほど滝沢のごく近くで聞いていました。その会話とは、海坊主おまはん今何をして食っているが第一声でした。滝沢が国税局の査察を受け苦しい立場にいる事を耳にしている様な感じでした。滝沢はすかさず今は人に助けられ生活していると答えると、その人は、人を助ける事が出来る人は、神様だと言いその人は何という人かの問いに滝沢は私の名前を言ったのです。因みにこの質問をした人の名は、神子神水(かみこかみみずと読むそうです)。その時取って付けた様な名前だと思いました。この事がきっかけで次から次と非現実的な出来事が起こります。

先ずこの神子神水は相模湖の山中に建てられた立派な建物に何十人かの部下と住み相模湖の水の管理全般を取り仕切っている人で水に関しては高い見識を持っているそうです。ある時国税局に行き「どうだうちの水は美味いだろうなどと言い放ったとか」聞いている私は凄い人なんだなと勝手に思い込んでいました。

時を同じくして、この頃から高貴な方端山利男の後継者が決まりそうだとの噂、噂と言うよりも、長く待ち望んだ人が現れたと受け取った人達がいました。その人達こそ森谷産業、高貴な方端山利男が入植させたと言われている、藤沢市の用田で農業で生計を立てている人々でした。

この頃から私の置かれた立場がとんでもない地位の高い人物像に変化していくのです飽くまで稀代の詐欺師滝沢の創作話であり嘘話ですがよくもこれ程までのストーリーを描く事ができたのか、誰かが脚色し滝沢に教え込んだのか未だに分かりまん。唯稀代の詐欺師滝沢は記憶力は確かに良かったと思います。なぜかと言いますとその証として滝沢との会話と日時を私は大学ノートのキャンパス36冊に記録し、過去の会話を滝沢に確認すると確かに日付内容が合っているのです。これには驚きもしました

 

 

【洗脳】判事からの電話

今から6年~7年ぐらい前、町田市内のガストで滝沢とお茶をしていた時、森ミツという女性から滝沢に電話が入り何やら久しぶりの様な会話でした。その女は確か26年振りとかいい、滝沢さんお元気でしたかなどとの会話だったように記憶しています。以前高貴な方端山利男なる人物が河豚の毒にあたり、この世を去ったと聞いていましたが当時その事務所で父親と一緒に事務員の様な立場で働いていたそうです。何でこの人が登場したのか、また何のために登場させなければならなかったのか全くわかりません。またなぜ滝沢の電話番号を知り得たのか、その理由はどうも、検察に関係していた様でその女、森ミツは宮崎県都城市に居住し高級車ロールスロイスを所有し韓国にまで飛行出来るヘリコプターを持ち宮大工が作った様な豪邸に住んでいるとのふれ込みでした。滝沢が今どこから電話しているのか聞いたところホテルオオクラにいて検察に呼ばれて来ているとの事でした。近々会えれば会いたいね、などとの会話もあった様に記憶しています。そのご森ミツは長い間登場しませんが、滝沢が後に言った言葉に驚かされました。高貴な方端山利男が河豚の毒で殺されたのは、宮崎から森ミツが河豚の毒を持ち込み忘年会のドサクサに紛れ皿に盛り付けした、その毒で殺されと言い張ったのです。高貴な方端山利男の死後その方の金銀財宝を手当たり次第に側近の人達は持ち出したからこそ今豪華な生活をすることが出来たとも言っていた。当時滝沢は、若かったのでそれらの行為を止める事は出来なかったとも言っていた。私は仮にそうであっても既に時効では無いのかと言い返したところ詐欺師滝沢は、平然と高貴な方に対しては時効は無いと言ったのです。その時は嗚呼そうなんだとしかうけとれませんでした。高貴な方端山利男なる人物をそれ以上表現する事が出来ない理由は、いくら嘘話に私が洗脳され続けたとはいえ実在しない架空の人物だと思いますが、その人物の出自を特定するには、憚れますのでこのブログを読んでくださる方の御想像にお任せ致します。その後、森ミツは身辺に迫り来る容疑に耐え兼ね5年後韓国で青酸カリで服毒自殺したと聞きました勿論滝沢の嘘話です。

場所は同じ町田市内ガストでお茶をしている時テーブル上に置いてあった滝沢の携帯に高裁の書記官より電話が入り判事より電話が入りますので受けて下さいとの事でした暫くして判事より電話が入り、滝沢が何の御用でしょうかなどと尤もらしく聞き返したところ、判事は今、藤沢市の大庭に来ているが、君が藤大産業の端山利男のところにいた時の移転した住所で不明な場所があり、その確認に来ているが少し質問するので答えて欲しいなどとの会話だったと思います。滝沢がその質問に答えると判事は嗚呼合った合ったなどと言った様に記憶しています。この時の会話で更に稀代の詐欺師滝沢の事を信用し、のめり込んで行くのです。今考えてもあの時の会話の相手は電話の先にいたのか、それとも一人芝居だったのか間合いの良い本当の会話だと思わせる何の疑いのない会話でした。

 

【洗脳】大手都市銀行町田駅前店内不可思議な出来事

ある日大手都市銀行町田駅前店にかなり前からの請負代金(国税局の査察後も継続中の工事代金の未払い金があり)工事発注者(自治体)が支払済にしたいので指定日に印鑑を持って来るようになどとの連絡が入り印鑑を持って行き手続きが終了し次の指定日に小切手で受け取ることが出来るとのことでしたが、その支払い方法が通常では考えられないほど複雑怪奇なのです。

先ず工事発注者代表担当者が来てその支払い指定金融機関担当者、ここ迄はうなづけますがその後の支払い方法が通常では無いのです。特別な送金コンピュータを支店長室に用意し、送金すべき金額の小切手(銀行降り出し小切手)をコンピュータに入金し受取人である滝沢と銀行担当者が金額確認の上、同時に青ボタンを押すとの事でした。その時の金額は馬鹿らしくて言えませんが二桁の億でした。青ボタンを押すとコンピュータの画面に現在幾らが送金済みで残がいくらか表示され続けるとの事でした表示され続けるとは、それだけ金額が大きいと思ってしまいました、所要時間にして約20分などとヌケヌケ言ったのです。このような実際には無い送金話が何回も何回も内容こそ違い続くのです。いま考えても、何で嘘だと見抜けなかったのか、自分の馬鹿さ加減に腹が立ちます。これが洗脳されていたと気づくのは何年も先の事でした。何で滝沢が金融機関から直に受け取らず送金なのかと疑問が湧くと思います、その理由は稀代の詐欺師滝沢が国税局の査察を受け自治体などの関係する公共事業の請負代金は全て国税局指定の金融機関の預り口座(本当にこんな口座があるのか無いのか知り得ませんが)に振込入金する事により工事発注者は代金支払済になるとの事でした。  

此処までの限りない架空公共事業元請業者としての請負代金受け取り話がなぜ出来たのか、多分に前記した高貴な方端山利男という人物を創り上げその配下で架空なのか事実なのか分かりませんが何かそれらしき仕事の経験は、多少なりともあったと思わざるを得ません、でなければこれ程の緻密な描写と時代背景と架空ではあるが登場人物との会話等等、人の話を聞き知っただけでは創れづ、何か似たような事実に沿った会話を基に、あたかも自分が主人公になりすまし平然とフィクションかしていたものとしかおもわれません。いつしか大手都市銀行駅前支店での請負代金受け取り話はいつもの如く消え次の嘘話が登場します。

【洗脳】舞台は町田区検察庁となる

毎日のように町田区検察庁のある、駐車場で稀代の詐欺師滝沢と待ち合わせていました。前記したとうり、984点に及ぶ押収物の返還がいつ実行されるのかが焦点でした。押収物の中には、日銀発行小切手、通帳、金の延べ棒多数、その他都市銀行の通張等多数があり、既に押収後15~16年も経過している、脱税したわけでもなく、何で返還されないのかその度に国税局の担当者がきて、返還されない理由などを聞かされていたのです。滝沢が国税局の査察を受ける3ヶ月前の平成6年8月頃、藤沢市用田地区の森谷産業から延々と続いたとされる頃からの入植者を含め11代目藤大産業端山利男なる高貴な方の関係者も国税局により、査察が入り各金融機関の口座が使用できない状態になり、既に15~6年が経過しているなどとも聞きました。ある年の夏、目久尻川流域の寒川町、綾瀬市、海老名市などの、小学校、中学校がプールに水を張るのに、水が思うように使用できないなどの事があったそうです。その理由を聞いた所、目久尻川は、端山利男個人の所有である為この高貴な方の、地位を継承する方が決まらないと県の偉い方、教育委員会の方々が幾ら嘆願しても無理だなどとの説明でした。こんな辻褄の合わない説明にも疑念を抱かず世の中には偉い人がいるのだと納得していたのです。冷静にならなくとも日本国内の河川の管理者は国土交通省であり、個人で河川の所有などあり得ない事で、こんな馬鹿げた嘘を見抜くことさえ出来ない程のめり込んでいったのです。

目久尻川の上流から下流に向かって立ち左側が左岸右側が右岸と言うそうです、左岸には水をコントロールす堰堤があり、端山利男と滝沢(一時養子縁組をし跡取となる)の暗証番号が設定されていて河川管理者多数が働いているとも聞きました。尤もらしく思う事も出来ますが全部嘘です。

その後も984点の押収物の返還及び稀代の詐欺師滝沢が過去に元請けとして仕切った公共事業等の受け取れるべき請負代金があるとされていますが、これら事業の契約書など全て国税局に押収されている為書類一枚手元にないと言ったので、それに代わる押収目録が交付されてあるだろうと切り出した所、2度目の査察で押収目録さえも持っていかれたなど、平然と言うのです。経験のない私にはその言葉を聞くだけでそれ以上の反論は出来ませんでした。

その後も次々と新しい局面が創り上げられ元請業者としての滝沢に公共事業発注者が第三セクターも含め、支払い代金を金融機関の預り口座に入金してあるが、全て支払済にしたいとの事でいくつかの大手都市銀行の滝沢名義の仮通帳に振り込むのでその手続きに来るようにとの事でした。その度に収入印紙代を私が何の疑念もなく渡していたのです。

【洗脳】綾瀬市本蓼川の産廃処理場

稀代の詐欺師滝沢は平成5年頃までは残土処理場を運営していたと推測出来ます。八王子市が源流の比留川と言う河川が綾瀬市内を流れ、本蓼川地域に架橋された綾瀬大橋が有ります。そこは米軍厚木基地と隣接するその奥に産業廃棄物処理場が設けられています。この処理場は大手自動車会社の運営する処理場で、今から25年ぐらい前経営悪化が理由で土地権利者との契約不履行の為閉鎖されたとの説明を受けました。確かに大手自動車会社の名が管理者として記されていました。記憶にある方もいると思いますが、隣接する米軍厚木基地の滑走路近辺に煙突から出る煙りが風向きにより飛行の妨げになるとの事で、防衛庁がその業者に対して立ち退き料として多額の金を支払った。この件は新聞テレビ等で報道され周知の事実ですが、私が確認した大手自動車会社の産廃場の権利を比留川なる人物より買い取ったなど真っ赤な嘘であり、その他、座間にも大手自動車会社運営の産廃場の権利を買い取ったなどの説明を受けたのです。その話を信じ込み、現在は国税局に押収されているが返還されれば産廃場が再開出来るなどと信じ込まされたのです。確かにその近辺には不法投棄厳禁の看板が立っていてそれらしき雰囲気を醸し出している現場でした。その後綾瀬市役所に何度か行き担当部所に尋ねましたが何もわかりませんでした。綾瀬市の管轄であることは何となく想像できますが、当然の事ながら何も動いているわけでもなく確証などあり得ないのです。それでも滝沢は、綾瀬市役所の担当者に、私の面前で電話しそれらしき会話を平然としていたのです。相手が誰だったのか、本当にその事の会話に私には聞こえ、そう受け取ってしまったのです。

3年前の12月大手自動車会社の役員がいつになったら産廃場が再開し産業廃棄物を受け入れることが可能なのかなどと綾瀬市役所に問い合わせがあり、一度市役所でその役員(滝沢は、実在する人物を出して説明していました  )と会ってくださいなどとの電話があり、後日市役所に何故か検察庁の検事の運転する車で行き、話をしたそうです。まともに聞いていた私は、途中経過が入る度、廃棄物を受け入れるには、先行して保証金をいれるよう要請したのを覚えています。滝沢は、どこかのモーテルの中より時間を見計らってあたかも協議している内容を知らせてきたのです。

ここで何故に検察官が登場するのか説明します。

滝沢が国税局の査察を受け約2ヶ月ぐらいの間、国税局に出頭を求められそれに応じてきたが、当時子供が小さく住居のある町田市内の合同庁舎に変更してくれと頼み込み承諾されたそうです。信用させる為架空の検察官を作り上げたのです。

私も毎日の様にそこで滝沢と待ち合わせして、エレベーターに乗るのを見送ったのです今日は押収物が返還されるなど、今日は間違いないなどと吹き込まれ、必ずその時間になるとエレベーターで5階に上がりある一定の時間になると話が終わったふりをし降りてきて今日は駄目らしいなどと言い訳をしていたのです。

その後も押収物返還に関わる不思議な出来事はいつもなら消えていくのですがこの件だけは継続し嘘話の中でも中心的な役割を果たすのです。