誤認逮捕と洗脳され続けた男

このブログは誤認逮捕をされた「私」がその一部始終を綴るBlogです。

【洗脳】高貴な方端山利男の遺産

高裁の書記官と判事からの電話により、益々稀代の詐欺師滝沢の話術にはまり込んで行きます何の疑念もなく。判事大内は端山利男さんの遺された藤沢市大庭の住居より大変な財物を町田市の都税事務所の地下倉庫まで車両6台で運ぶので立ち会って欲しいとの事でした。後に聞いた話では高貴な方端山利男は大庭城の主人であったそうです。毎年正月になると当時の従業員と共に小田原城へ初詣でに行ったとか聞きました。大庭城は小田原城の出城だったのかも知れません。実際大庭城跡は有るそうです7月の蒸し暑い日の夜その財物は町田の都税事務所の地下倉庫に日付の変わった夜中に車両6台で運び込まれたそうです。その時の滝沢の状況説明は深夜に及んだ為、判事大内は疲れ、なま欠伸をしていたなどと言っていたのです。その後その財物は高等裁判所の保管場所に移管されました。移管された財物を確認の為指定する日時に白の手袋を用意して来る様にとの事でした。何の疑念も抱かず信じた私は後日デパートに白の手袋を買いに行ったほどです。何度か指定日がありましたがいつもの如く立ち消えになり、次の新しい局面が始まります。

ある日の午後神奈川県下の自治体の長より電話が入り、懐かしい人と言ったのか、珍しい人と言ったのか定かではありませんが今変わるのでと言い、変わったのです。この様な描写が出来るほど滝沢のごく近くで聞いていました。その会話とは、海坊主おまはん今何をして食っているが第一声でした。滝沢が国税局の査察を受け苦しい立場にいる事を耳にしている様な感じでした。滝沢はすかさず今は人に助けられ生活していると答えると、その人は、人を助ける事が出来る人は、神様だと言いその人は何という人かの問いに滝沢は私の名前を言ったのです。因みにこの質問をした人の名は、神子神水(かみこかみみずと読むそうです)。その時取って付けた様な名前だと思いました。この事がきっかけで次から次と非現実的な出来事が起こります。

先ずこの神子神水は相模湖の山中に建てられた立派な建物に何十人かの部下と住み相模湖の水の管理全般を取り仕切っている人で水に関しては高い見識を持っているそうです。ある時国税局に行き「どうだうちの水は美味いだろうなどと言い放ったとか」聞いている私は凄い人なんだなと勝手に思い込んでいました。

時を同じくして、この頃から高貴な方端山利男の後継者が決まりそうだとの噂、噂と言うよりも、長く待ち望んだ人が現れたと受け取った人達がいました。その人達こそ森谷産業、高貴な方端山利男が入植させたと言われている、藤沢市の用田で農業で生計を立てている人々でした。

この頃から私の置かれた立場がとんでもない地位の高い人物像に変化していくのです飽くまで稀代の詐欺師滝沢の創作話であり嘘話ですがよくもこれ程までのストーリーを描く事ができたのか、誰かが脚色し滝沢に教え込んだのか未だに分かりまん。唯稀代の詐欺師滝沢は記憶力は確かに良かったと思います。なぜかと言いますとその証として滝沢との会話と日時を私は大学ノートのキャンパス36冊に記録し、過去の会話を滝沢に確認すると確かに日付内容が合っているのです。これには驚きもしました