誤認逮捕と洗脳され続けた男

このブログは誤認逮捕をされた「私」がその一部始終を綴るBlogです。

【洗脳】極東支配人ジョーゴンの不正売却

神奈川県下の世界的な建設土木機械製造会社の極東支配人「白系ロシア人ジョーゴン」に滝沢が所有してもいないホイスト、及びブルドーザー、バックフォーの重機を売りたいと話を持ちかけた所、2~3時間後米国のテキサスに滞在しているジョーゴンの部下の重山「カサネヤマという」人物より滝沢に国際電話が入り売却する機種を知りたいなどとの事でした。グローバル企業なだけあって凄いなとも感じました。どの様にしてあの様な会話ができたのか未だに分かりません。考えられのは一人芝居をしていたとしか思えませんが確か電話口から誰かの声が聞こえた様にもその時感じました。すぐ傍に居たのですから、その後売却話はトントン拍子に進み、それ等の重機が保管されている千葉県野田市内の倉庫に米国から関係者が売却対象重機の能力を確認するため何十人も来日して、ドイツに留学しライセンスを取得した滝沢の従業員の三瓶、馬場、五十嵐、等がデモンストレーションして重機の能力を存分に発揮して見せたと聞いています。この重機の売却価格はバックフォー180億円ブルドーザーD9が80億円とかホイストについては確か6台とかこの金額は馬鹿らしくて言えませんので悪しからず。言いたい放題の金額を言っていました。それを近くで聞いた私は仮に一台でも売れれば今までの苦労を一気に挽回でき過去に見たことのない大金を掴むことができるかも、などと胸膨らませたのです。そんな現実など有りもしないのに、その時は信じていました。なぜ米国のカリフォルニアから買い人が来たのかその理由は広大な土地から石炭を掘り出すとかその一大プロジェクトに使うとの触れ込みでした。言われてみれば地球に優しいとか、地球温暖化の言葉が言われていました、この石炭は、良質で、コスト的にも当時のシエルガス燃料よりも安いとの触れ込みでした。何となくそうなのかなどと納得したのです。勝手に思いましたが、今考えれば真逆とさえ思われます。この時のカリフォルニアからの買い人約30名を羽田空港から野田の倉庫近くの空き地にあるとされているヘリポートまで運んだとされるヘリコプターが初めて登場します。このヘリコプターはジェットエンジンで飛び要人が乗るため絶対落下しないヘリコプターとの触れ込みで、米国の土木建設製造会社の本社と日本の支社きりない500億円とも言われるジェットヘリだと聞かされました。そんな信じられない馬鹿話を信じたのです。フィクションなのでお許しください。兎に角スケールが大きいとか小さいとかの話ではなく全くの根も葉もない嘘話です。その後これ等の重機は途中塩風に当たっても錆びない様にラワン材で出来た専用の箱にグリースを塗り箱詰めされ専用の大型運搬船で横浜港よりカリフォルニア州に向け出港したと聞きました。後日この倉庫より売買対象重機以外の大事な機械も持ち出されたことが判明し、事件になっていきます。時代背景として今思えば、東日本大震災3.11後の電力が不足し、電力の供給が制限された頃です。なぜかと言いますと、滝沢いわく、不正に持ち出された品物の中にドイツ製の日本では作ることのできない優れた発電機76台が他の品物と一緒に船積みされ持っていかれた等、いつものやり方ですが実にリアルな説明でした。有りもしないストーリーです。