誤認逮捕と洗脳され続けた男

このブログは誤認逮捕をされた「私」がその一部始終を綴るBlogです。

【誤認逮捕】なぜ起訴になったか

なぜ起訴にできたのか、この疑問は出所後もずーっと考え続けて来た、多分これ意外感えられないだろうとの結論に達したのは20年ぐらい経った頃でした。なぜ起訴にされた時弁護士に相談出来なかったのか、又その事に気付かなかったのか、臍を噛む思いでした。縷々その経緯を説明致します。私は誤認逮捕される約7年前の昭和47年5月1日に暴力行為等による処罰違反容疑で、警視庁立川署に逮捕され長野県須坂市にある長野刑務所に服役し昭和50年1月9日に出所した前科があります、服役すると刑務所内で個人の身分帳が作成され、その内容は身体的特長などが記載されます。その身分帳を見る事はで来ませんが怪我をして病院で治療を受けた時など人体の絵が記され傷の箇所に斜線が引かれているのを想像していただければ良いと思います。一番の問題は背中と両肩両腹いわゆる胸割りといわる未完成ですが刺青があること、もうひとつ厄介な事に男の局部に玉が11個埋められている事、この身体的特長が後々私にとっては命取りになったのではないかと思われます。

マジックミラー越しに確認した「K」より覚醒剤を買ったのではないのかと取調に対しトルコ嬢H.Tは私に対して面識関わりがなにも無いので答えようが無い筈です、取調側から言えば突破ロが無いわけであり、そこで前記しました身分帳を取り寄せ、他にも身体捜査令状を執行し私の全裸写真を撮り、トルコ嬢H.Tは私と肉体関係があった事になっているので、刺青と玉を知っていて当然な訳ですが、刑事側からすれば、その秘密の暴露なる言葉を引き出すため禁じ手を使ったとしか思えません、全裸写真を撮っても局部の玉までは撮れません。言葉巧みに誘導したとしか思えませんが、どのようにして何の因果関係もない人間を犯人に仕立て上げる事が出来たのか、保釈を条件に私から覚醒剤を買ったと認めさせたとしかおもわれません、この事は後にトルコ嬢H.Tの弁護士より聞いた話です。弁護士には全く違う人が逮捕されたと事実を話していたようで、裁判でこの人ではないと言えば何とかなると言っていたと聞いています。

その弁護士には私からお願いして面会に来てもらい状況を聞き、先生私の弁護をして欲しいと藁をも掴む思いで頼みましたが刑事訴訟法上無理な事で、その弁護士は、K君申し訳ないと言い面会は虚しく終わりました。

後々の事になりますが面談時の弁護士の言葉どうりトルコ嬢H.Tは法廷でこの人ではありませんと証言しました。

 後日談としてですが今から8~9年ぐらい前のことになりますが新潟市内のその弁護士の名前を思い出し調べましたが新潟県内での登録はありませんでした。