誤認逮捕と洗脳され続けた男

このブログは誤認逮捕をされた「私」がその一部始終を綴るBlogです。

【洗脳】10年間洗脳

これからお話しする出来事は全て私にとってはノンフィクションですがもともと嘘に嘘を重ねられたストーリーであり以下全てフィクションです。登場人物の滝沢だけは実在します。

平成21年1月2日町田市旭町の郊外レストランでその人物と初めて会いました。自称福島県出身の滝沢と称するその人物は正直で朴訥な訛りのある好人物の様に私の目には映りました。職業は何か問うた所以前は残土処理業をしていたが国税局の査察を平成6年11月26日に受け現在その時の押収物の返還待ちをしながら税務署に行っている日々ですとの触れ込みでした。初対面で人物評価が出来るわけもなく、事前に紹介者が私に言ってきた出来れば金を貸して貰えないだろうかとの打診があったので私は100万円を置いてその日は帰りました。

のちにこの出会いが想像をはるかに超越した嘘に嘘を重ねた大詐欺話しを展開していきます。滝沢なる人物は自称福島県内で医者を目指したが産婦人科医のインターンに配属され毎日のように、妊婦の局部の検査をするのが嫌になり、医者になるのを断念し、当人曰く手先の器用さも手伝い、東京都日野市内の自動車会社の修理工になり、神奈川県藤沢市の建設会社の自動車修理部門に出張の形で修理工として働く様になったと当人の弁でした。

ある日雇用主の森谷産業大番頭の端山利男の目にとまり滝沢、日野の会社を辞めてうちに来ないか、日野の会社の給料の2~3倍出すと言われお世話になり、その後メキメキと腕を上げ信頼を得たとの事でした。給料が多くなったので田舎福島の祖父に給料の中より金額にして5万円を贈った所、祖父は滝沢が何か悪いことでもして手に入れた金だと思い込み金を返しに来た、そんな美談の様なことも耳にしました。

藤沢市大庭に本拠を置く森谷産業は韓国人の集団で12代も続いている名誉ある人々であり片瀬海江ノ島の国道沿いの清掃など一手に請負い防波堤に有るテトラポットを日本で初めて作ったとか、はたまたコンクリートミキサー車を作製した等そんなことも聞きました。

代々続く由緒ある血筋を引き継いだ端山利男なる人物は昭和元年の生まれで日本が敗戦し進駐軍のトップが厚木基地に降り立った時森谷産業の代理として行ったとの触れ込みでした当人曰くその時の写真が今でも有るとか、私は見たことはありません。

愈々端山利男の偉大な人物像が徐々に姿を現して来ます。

この人は建設機械全般に精通した世界的特許を多数取得した天才、いや天才を超えた天才とでも言うのか例えばブルドーザーが沼地に入っても沈まない様に羽をつけたとか、海岸を清掃する清掃車をドイツのヒトラー社に作成させたとか他にもホイストという一台1000億の機械及びバッチヤー、バックホー、を作成し特許を取得したとか、重機は日本、アメリカ、ドイツにしかない機械だと聞かされました。